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身長が伸びる運動・筋トレ・スポーツについて

バレーボールやバスケットボールなど、スポーツ選手は背が高い方がとても多いです。背が高い人が選手になるのかというと、スポーツをやっているうちに背が伸びたという方がとても多く、身長の伸びとスポーツは無関係ではないようです。

こちらでは、運動と身長との関係性について紹介していきます。

 

●体を動かすことによる身長の伸びの影響

・骨端線への刺激を与える

背が伸びるのは骨と骨の間にある骨端線と呼ばれる部分が成長するからです。走ったり運動することで骨端線に適度な刺激が加わると、骨端線の働きが活発になり骨の成長を促す効果があるとされています。

骨端線が成長する期間は限られており、その間にあまり運動をせず刺激がいかないと骨端線も活発に働かなくなってしまうため、背の伸びが鈍くなってしまいます。

 

筋肉を増やす

運動をすると筋肉量も増えます。筋肉は身体の軸となる骨を支え、守ってくれる重要な役割があります。また、身体を動かすと筋肉に柔軟性が出て、伸びようとする骨への負担を軽減することができます。

運動をしないと筋肉が減り、筋肉そのものも硬くなってしまいます。硬くなった筋肉は骨の成長を妨げる存在になってしまいます。

 

睡眠の質を上げる

運動をすると身体が機能を回復させるためにしっかりと眠ろうとします。逆に、あまり動かないと夜眠くならずいつまでも夜更かししたり、眠りが浅くて何度も目が覚めることがあります。背を伸ばすために必要な成長ホルモンは寝ている間が一番分泌量が多く、深く眠ることでより多く分泌されるため、睡眠時間が短かったり眠りが浅いと成長ホルモンがあまり分泌されずに背が伸びにくくなります。

 

食欲の増進

運動をしてたくさん身体を動かすとエネルギーを消耗するためお腹がすきます。食欲も増すので食べ物をたくさん食べることができ、結果食材に含まれる栄養素をより多く摂取することができるのです。

あまり運動しないとエネルギーを消耗しないためお腹が空かず、食べる量も少しで満足してしまうため栄養をあまり摂取することができません。

 

 

●身長を伸ばすために効果的な運動

・縦の力が加わる運動

バレーボールやバスケットボールといった縦方向に圧力がかかる運動は、骨に縦方向の刺激が加わるので骨を成長させるための骨端線が活発に働いてくれるようになります。

なわとびやトランポリンも縦方向への力が加わるので効果的です。

 

・足裏に刺激が多い運動

足の裏には成長ホルモンの分泌を促してくれるツボがあり、ジャンプなどで足の裏に刺激を与えることで成長ホルモンのツボも刺激できるといわけです。

<足の裏のツボ>

ツボの位置 ツボの対応器官 ツボ押しの効果

親指の腹 脳下垂体 成長ホルモンの分泌を促す

親指下の膨らみ 甲状腺 身体の新陳代謝を上げる

右足の土踏まずの外側 肝臓 骨を伸ばすための物質の生成を促す

バレエや剣道なども足裏への刺激が強い運動ですから、効果的だといえるでしょう。

 

有酸素運動

有酸素運動とは、ジョギングやダンス、水泳など軽い負荷で長期間継続して行うことができる運動のことを言います。有酸素運動をすると、血液中に一酸化窒素が増えます。この一酸化窒素は血管を広げて血流を良くしたり、成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。

血流が良くなると身体中に必要な栄養が行き渡りやすくなり、健康維持にも役立ちます。

特に下半身の大きな筋肉を鍛えることでより一酸化窒素が生成されやすくなります。

 

無酸素運動

無酸素運動とは、筋力トレーニングや短距離走のような身体に強い負荷をかける運動のことを言います。無酸素運動を行うことで体内に乳酸という物質が発生します。乳酸は疲労の原因になる物質などと言われていましたが、実は成長ホルモンの分泌を増やしてくれる働きがあることがわかっています。

 

ストレッチ

身体をゆっくり大きく動かすストレッチは筋肉を柔らかくし、骨への負担を軽減させる効果が期待できます。また、負担動かさない筋肉や生活の中で固まってしまった筋肉をほぐして眠りの質を高めてくれます。

 

 

成長期に避けるべきな運動

強すぎる負荷がかかる運動

無酸素運動がいいからといって、短距離ダッシュや筋トレをやりすぎると身体にとって逆効果となります。筋トレや重量挙げなどは最たるもので、一部の偏った筋肉ばかりが鍛えられてしまい、骨の成長を邪魔して背を伸びにくくしてしまいます。

 

体力に合わない運動

有酸素運動が効果的だからといって、すぐに長距離マラソンや毎日10キロのジョギング!なんて身体に負担がかかるばかりで体力を消耗させてしまいます。子供の体力に合わせた運動を、最初は少しずつ、慣れたら段々と走ったり泳いだりする距離を伸ばしていくようにしましょう。

 

嫌いな運動

本人が嫌いな運動を「背を伸ばすため!」といって強制的にやらせるのは絶対いけません。

運動は本人が楽しんで継続できるということが一番大切で、嫌いな運動を嫌々やればあらゆることがおろそかになるので怪我の元です。

 

 

●身長を伸ばす為に効果的な運動をする時間帯

・身体を動かす運動は昼間

寝る前に身体を動かすと目が冴えてしまってなかなか寝付けなかったり、疲れてすぐに寝たものの、脳が興奮状態で眠りが浅くなってしまい、夜中何度も目が覚めてしまうことがあります。激しい運動は昼間の明るいうちにたくさんやっておきましょう。

少なくとも眠る2~3時間前までには激しい運動はやめておいてください。

 

眠る前はストレッチ

ゆっくり大きく身体を動かすストレッチ運動は、眠る前の運動に最適です。筋肉をほぐして脳の興奮を鎮め、リラックスすることができるため、深い眠りを得ることができます。成長ホルモンは深い眠りについているほうが分泌量が増えるので、眠る前のストレッチは効果的です。

 

空腹時・満腹時を避ける

空腹時に運動をすると、身体はエネルギー源を骨や筋肉から補おうとしてしまいます。身体のエネルギーがない状態なので疲労しやすくなり、運動をする意味がありません。

逆に満腹状態で胃の中に食べ物が残ったまま激しい運動をすると、胃の消化機能を鈍らせ、消化不良を引き起こす原因となります。空腹時・満腹時どちらも激しい運動には向きませんので、食後充分時間を取ったあとに行うようにしましょう。

 

 

●スポーツ障害は身長の伸びに影響するのか

 

子どもの身長の伸びを語るうえで、スポーツ障害は外せません。スポーツ障害とはいわゆる「成長痛」です。成長期の子どもがひざなどに痛みを感じるあれですね。

このスポーツ障害自体は身長の伸びを邪魔することはありません。しかし、痛いのは身長が伸びているから、ではありません。

痛みが出ているのは関節部分ですね。実際に伸びるのは骨端線です。でもこの痛みはグンと背が伸びる前に出ることが多いので、関係はあるとみられています。

 

このスポーツ障害の痛みがある時期に、過度に膝に負荷がかかる運動をすると、痛みが慢性化してしまうことがあります。運動は続けるにしても無理はしないようにしましょう。栄養や休息をとることを心がけてください。